住宅取得プランニング|FP2級Wiki

フラット35がとにかく出てきます。FP1級でも多く出てきます。集中して覚えましょう。

住宅ローン減税についてはこちらをどうぞ!→D分野10.税額控除へリンク

1.住宅ローンの金利の種類

住宅ローンを組むときに、主として以下の金利プランがある。

  • 固定金利型:ローン全期間の金利が固定される。安定するぶん金利は高い。
  • 変動金利型:市場金利の変動に合わせてローン金利が変動する。金利は低いが、金利は安定しない。
  • 固定金利期間選択型:序盤(1~10年程度)を固定金利として、その後選択式とする。固定期間が短いほど金利は低い。

2.住宅ローンの返済方法

元利均等返済

元金と利息を合計して、毎回の返済額が一定となる返済方式。返済当初は利息の割合が多く、後半は元金の割合が増える。最初のうちはローン残高が減らないのでハラハラする。大体の人はこっち。

元金均等返済

元金の額を毎回一定とした返済方式。当初の返済額が多くなり、徐々に下がっていく。お金に余裕がないとできない。
今は住宅ローン減税もあるので、わざわざ借入金残高が減りやすいこちらを選ぶ人は少ない。

3.住宅ローンの一部繰上げ返済

毎回の返済とは別にスポットで元金を一部返済することを一部繰上げ返済という。
元金が減るため利息軽減効果がある。軽減の仕方は2パターンある。

  • 返済期間短縮型:返済額を変えずに、返済期間を短縮する。
  • 返済額軽減型:返済期間を変えずに、返済額を下げる。

返済期間を短縮したほうが利息軽減効果は大きくなる。繰上げ返済は早く実行するほど効果は大きくなる。

4.住宅ローンの借換え

高金利で組んだ住宅ローンを低金利の住宅ローンに借り換えることで、利息軽減効果が得られる。
ただし、借換えには諸費用が掛かるほか、借換え先の担保評価基準を満たさない場合や、条件によっては成立しない場合もある。
借り換えローンにはフラット35の選択も可。

5.住宅ローンの種類

1.フラット35

住宅金融支援機構と金融機関が提携した最長35年固定金利の住宅ローン。
自分や親族が住むための住宅(セカンドハウス可)に適用。

  • 申込対象者:原則70歳未満の者
  • 返済期間15年以上(60歳以上は10年以上)最長35年の1年単位
  • 返済方法:元利均等返済または元金均等返済
  • 床面積:戸建て70㎡、マンション30㎡
  • 保証人・保証料:不要
  • 繰上げ返済:手数料無料で窓口なら100万以上、WEBは10万以上

利用者は、原則として年収に占めるすべての借入金返済額を以下の基準に納める必要がある

  • 年収400万円未満:30%以下
  • 年収400万円以上:35%以下

フラット35(買取型)では、所定の要件を満たせば、申込本人の子や孫等を後継者として親子リレー返済が可能。

2.財形住宅融資

財形貯蓄(給与天引きの貯蓄)を1年以上行って、残高が50万以上になると利用できる制度。
融資限度額は貯蓄残高の10倍で、最大4,000万円(必要資金の90%まで)
財形住宅貯蓄の利用者は、住宅取得資金のために払出をした場合、その利子は非課税となる。

6.団体信用生命保険

住宅ローン契約時に加入する生命保険。返済者が死亡した場合に、住宅ローンの残高が保険金で返済される。
民間の住宅ローンの場合は加入必須になっている。保険料は金利に含まれている場合が多い。

外部リンク:フラット35,スタディング FP講座

それでは過去問を解いてみましょう。2022年1月試験 学科 問7

住宅購入に伴って住宅ローンの利用を検討しているAさんに関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、フラット35(買取型)を利用するに当たって、記載されたもの以外の要件はすべて満たしているものとする。

給与所得者であるAさん(40歳)は将来、相応の金利上昇を見込んで固定金利型の住宅ローンを利用し、返済方法については、毎月の返済額が一定で返済計画を立てやすい(ア)を選ぶつもりである。Aさんは、専有面積50㎡の2DKタイプの居住用マンションの購入を考えており、この場合、住宅金融支援機構と金融機関が提携した住宅ローンであるフラット35(買取型)を利用することは(イ)。

  1. (ア)元利均等返済 (イ)できない
  2. (ア)元金均等返済 (イ)できない
  3. (ア)元利均等返済 (イ)できる
  4. (ア)元金均等返済 (イ)できる

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解答

Wiki技能士

世の中の住宅ローン頑張ってるサラリーマンさんたちは元利均等返済ですね。