2025年1月実施FP2級学科試験分析

学科試験分析

FP2級学科試験の振り返りが完了しました!
がんばて振り返りに取り組むことで、このサイトやkindle本の内容が充実してくるのです!!
内容が充実すれば受検生の役に立つ!!受検生のみんなも勉強頑張ってるんだから負けてられないっっス!!
(ノД`)・゜・。アタイガンバル

毎回の事ですが、必ず試験問題を片手にご覧ください。

易問-普通問-難問の3段階で評価します。2級の場合は私の独断と偏見、そして例年との比較です。

役に立つかはわかりませんが、それぞれにリンクを貼ってあるので復習するのにいいと思います。
よろしくお願いします(*´▽`*)

問題1

易問 正解は1。年金受給額の計算はOKですね。そもそも社労士の資格がなくてもOK。

01.倫理と関連法規

問題2

易問 正解は4。これ、良く読むと「夫婦に対して」と書いてあります。二重取りはできないので✕です。なんか意地悪問題ですね('Д')

03.公的医療保険

問題3

難問 正解は1。今はマルチジョブホルダー制度があり、ダブルワークの人でも継続雇用であれば勤務時間を合計して条件を満たすことで雇用保険に加入できるようになりました。

05.労災保険・雇用保険

問題4

難問 正解は2。ここもFP1級では詳しく説明していましたが2級では初めてですね。すでに障害年金や遺族年金を受給していると基本、老齢年金の繰下げはできなくなります。2級サイトにも書き足しました。

08.老齢給付(厚生年金保険)

問題5

難問 正解は3。確定拠出年金のポータビリティ制度は1級サイトじゃないと詳しく解説しておりません。難易度上がってきてますねー:;(∩´﹏`∩);:

15.さまざまな私的年金等②FP1級Wiki

問題6

普通問 正解は1。国民年金基金の加入対象は国民年金の第1号被保険者と任意加入被保険者などです。易問でもいいけど、ちょっと悩むかな?

11.公的年金以外の年金

問題7

易問 正解は3。中退共の掛金は全額損金です。企業が導入したくなるような制度になってるんですね(^^)/

11.公的年金以外の年金

問題8

難問 正解は2。選択肢1と2がサポート外でした。入学時特別増額貸与奨学金は出たことないですね。問題文の通りです。海外大学も奨学金の対象になりますので2が不適切。

13.教育資金プランニング

問題9

難問 正解は4。これはもう分野外の問題と言ってもいい問題ですね(>_<)でも最近増えてきているような気もするんですよね・・・リタイアメントプランニング。リバースモーゲージはFP1級Wikiで解説しています。2は6つの係数ですね。3は信託商品。これもFP1級Wikiでの解説です。そしてサポート外の4が不適切と言う・・・。難問が続きますね~(ノД`)・゜・。

17.住宅ローン②その他FP1級Wiki
02.ライフプランニングの手法
15.信託商品FP1級Wiki

問題10

易問 正解は3。こんどは一般常識的な問題。デビットカードは現金と同じ扱いですので分割はできません。でも家電量販店での現金特価が適用されるので便利ですね(^^)/

問題11

易問 正解は3。ミニ保険っていうくらいなので合計で1000万円が限度ですね。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題12

易問 正解は2。変額保険の死亡保険金は基本保険金額が保証されています。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題13

普通問 正解は3。保険商品問題が続きます。今度はMVAですね。マニアックではあります。市場が上昇すると低下。市場が下がれば上昇。という調整がされる保険です。1の確定年金は確かに年金額は確定しているわけですが、死んでしまった場合は一時金として遺族が受け取ることになるので運用できない分減らされます。2は男性は死ぬの早いので安くなります。4は円に換算されて返ってくるのですからむしろ為替リスクです。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題14

易問 正解は4。自動振替であっても保険料支払われてますから全然問題ありませんですです。

05.生命保険料控除

問題15

難問 正解は4。個人年金の受給権を相続した場合、相続税として課税計算されます。生命保険と考え方は一緒ですね。ネットでは解釈がことなる記事もあるので、混乱しがち。国税庁リンク貼っておきますね。

06.個人の生命保険の税務
No.1615遺族の方が支払を受ける個人年金国税庁HP

問題16

普通問 正解は3。これは難しかったですね。特定の役員に定期保険は給与扱いになる場合がある。の例が出ました。特定の役員のみとか使用人のみとか限定して契約してると給与扱いになるってものなんですが、問題文わかりにくいですよね?「特定の役員のみに」とか書き方があると思うのですが・・・。たまにこういう出し方してきます。ちなみにFPWikiではわかりやすく載せています↓

07.法人の生命保険の税務

問題17

易問 正解は1。現在火災保険は最長5年なんです。長い事10年でしたのでもう刷り込まれちゃってる人が多いかもしれませんね。ちゃんと脳みそに上書き保存しましょう!

09.火災保険・地震保険

問題18

易問 正解は3。人身傷害保険は自身に対する保障なので過失割合を含めた保障が受けられます。保険金は示談など関係なく先に受け取れます。

10.自動車保険

問題19

普通問 正解は3。民間の介護保険は介護一時金や介護年金が支払われる保険。まったく目的が異なります。不適切ですね。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題20

普通問 正解は3。機械保険は火災は適用外なのであります!不適切です( `ー´)ノ

11.傷害保険・賠償責任保険

問題21

易問 正解は3。問題文がDIの説明になっていますね(^^)/

02.経済指標

問題22

易問 正解は2。複利が法人に限られるなんてことはありません(^^♪

03.貯蓄商品(預金・貯金)・金投資

問題23

易問 正解は4。おもしろい出題方法でしたね。不適切は最終利回り。額面金額と買付価格が逆になってます。間違い探しみたいね(>_<)

05.債券の利回り

問題24

難問 正解は4。ロールダウン効果はFP1級問題でした。どういうものかと言うと、国債は償還が近づくほどに国債そのものの価値が上がるものなんですね。それで、途中で手放して利益を得ることが出来ます。それをロールダウン効果というんですね。それは順イールドが強ければ強いほど効果が高くなります。詳しくはFP1級サイトのリンクでご覧ください。

07.債券利回り計算FP1級Wiki

問題25

易問 正解は3。説明文が制度信用取引になっています。

08.株式の投資尺度

問題26

易問 正解は3。PBRは株価÷一株あたりの純資産ですね。X社は2500÷(6000億÷4億)=1.67です。Y社は1300÷(2800÷70)=3.25です。Y社のほうが高いですね(^^)/

08.株式の投資尺度

問題27

易問 正解は4。これも簡単。ボラティリティが上昇するとオプション価格も上昇します。ボラティリティとはバラつきのことなので予測がつきにくくなれば当然価格も高まります。

11.金融派生商品

問題28

易問 正解は1。これまた簡単。ぼくの解説読んでくれてるかしら?ポートフォリオでいうリスクとはバラつきを示すものです。さっきのボラティリティといっしょですね。上昇も下降も含まれます。

12.ポートフォリオ運用

問題29

難問 正解は3。易問が続いたところで急にテキスト範囲外が出ました。簡易申告口座は上場株式は受け入れられません。1級テキストで比較してますのでご覧くださいm(_ _)m

13.金融商品と税金(NISAなど)
23.譲渡所得と特定口座FP1級Wiki

問題30

易問 正解は2。これも覚えておかないといけないところ。海外支店と外国銀行の日本支店は対象外です。

14.セーフティネット

問題31

易問 正解は4。またわかりにくい日本語。非永住者以外の居住者。普通に日本人イメージしてもらえればと。国内外の所得に所得税が課税されます。

01.税の分類

問題32

普通問 正解は2。不動産の貸付は事業規模でも不動産所得となります。定番ではありますね。押さえておきましょう。

03.利子所得・配当所得
05.不動産所得・事業所得・雑所得
06.譲渡所得・一時所得・山林所得

問題33

難問 正解は2。これは良い問題ですね。出題の仕方が良い。損益通算できるのは富士山上(不動産、事業、山林、譲渡)です。さて、乗用車については通常認められません。個人用であれば生活上必要な資産としてそもそも譲渡所得にならず非課税ですので損失はないとされます。事業用車両の場合は、譲渡所得として損益通算可能となります。

07.損益通算・繰越控除

問題34

易問 正解は4。青色事業専従者は対象外です。

09.所得控除②(人的控除)

問題35

普通問 正解は2。店舗併用住宅は適用可ではあるのですが、2分の1がもっぱら居住用であるのが条件です。「もっぱらんま1/2」で覚えましょう。いや、普通におぼえましょう。

10.税額控除

問題36

易問 正解は2。準確定申告ですね。4ヵ月っていうのが特殊なので逆におぼえますよね(^^)/

11.所得税の申告・納付

問題37

易問 正解は2。交通反則金は損金不算入にはいってますね。これは結構有名ですよね。そのせいなのか配送業者さんの駐車違反が自腹だったりするからね。

13.法人税

問題38

難問 正解は2。インボイスかぁ~~~。もうやらないといけないですね。来年度版には少しでも解説を載せねばなりませんね。がんばります⊂⌒~⊃。Д。)⊃!!

14.消費税

問題39

易問 正解は1。利息を受け取るならその利息は雑所得になりますが、受け取っていないものに認定課税されることはありません。貸し借りが逆のケースでは無利息でも法人は認定課税されますので注意(^^)/

15.会社役員間の税務

問題40

難問 正解1。この項目は出題範囲が広すぎてフォローが難しいですm(_ _)m純資産がマイナスになることもありますねー。参考までにお伝えすると、貸借対照表は資産の部と負債の部の左と右がプラマイゼロにならないといけませんが、純資産とは資産から負債を引いた残額になるため、負債が資産より大きい時はつまり純資産はマイナスということになります。債務超過ですね。

16.決算書の分析

問題41

易問 正解は3。建物を建てたらすぐにやらなきゃいけないのは表題登記です。表題部の登記は義務です。所有権などの権利部は義務ではありません。

01.不動産登記

問題42

普通問 正解は3。宅地建物取引業は免許が必要ですが、自己所有物件の賃貸を行うのなら免許は不要です。

04.区分所有法 宅地建物取引業法

問題43

易問 正解は1。父母の同意なしの売買は本人もしくは父母が取り消すことが出来ます。頻出問題ですよ(^^)/

05.売買契約上の留意点

問題44

普通問 正解は3。登記をすることで対抗力を持つのですが、例外があります。借地権の場合は、その建物だけでも登記しておけば借地権の登記がまだでも対抗できます。

01.不動産登記
03.借地借家法

問題45

易問 正解は3。借家法は賃借人のほうが強いっていうのは一般常識の範囲だと思います。正当事由が認められないと貸主側からは更新の拒絶や解約はできません。

03.借地借家法

問題46

難問 正解は3。容積率不算入規定がでました。共用部分は容積率に含めないんです。これはFP1級問題です。そのほかの選択肢はFP2級Wikiカバーなので消去法で正解に辿り着ける問題(普通問)なのですが、今回は難問にしておきます。今後も出てくるようなら2級でも対応できるようにしたいところですが・・・。

07.建築基準法
09.建築基準法(建蔽率・容積率)FP1級Wiki

問題47

易問 正解は2。所有者は全員構成員です(。◕ˇдˇ​◕。)/

04.区分所有法 宅地建物取引業法

問題48

普通問 正解は4。表題登記は非課税なんですねー。テキストの細かいところだと思います。間違っちゃった人も多かったかも。でも、よく考えてください。所有権などの権利部ではなく土地や建物の情報を載せる表題部の登記です。税金が仮に発生したところで誰がそれを納めるんです?って事ですよ。理解すれば忘れないです(^^)/

01.不動産登記
09.不動産の取得・保有と税金

問題49

易問 正解は1。これは簡単ですね。正解以外の選択肢はすべて数字を変えてきてますね。FP1級を目指す人ならどの選択肢もすべて覚えておかないと応用編に進めないですよ(^^)/

10.不動産の譲渡と税金

問題50

普通問 正解は4。事業受託方式はやることは全部業者におまかせできるのですが、お金だけは自分で準備しないといけません。問題文の内容だと定期借地権方式になっちゃいますよね。

13.土地の有効活用

問題51

普通問 正解は2。贈与はお互いに合意しないとダメなので2は間違いですね。一方的だと遺言などを残す遺贈になります。

01.贈与と贈与税

問題52

易問 正解は4。離婚の財産分与は贈与にはならない。そりゃそうですよね。私の物です!って言って分け合うのに「贈与」って、なるわけないですよね(; ・`д・´)

01.贈与と贈与税

問題53

易問 正解は1。これはうちのサイトのチャレンジ過去問の選択肢1の変化版ですね。その年のすべての贈与を合計して110万円が控除できます。贈与者ごとではありません。

02.贈与税の計算と申告・納付

問題54

易問 正解は1。これはそんなことはないですね。だから相続は揉めるわけです。だから遺留分があるわけです。だからサスペンスのネタになるわけです。

06.遺言・遺留分等

問題55

普通問 正解は2。FP2級WIkiにも注意書きのように掲載していますが、3年以内でしたら追っかけ間に合います。

08.相続税の計算

問題56

難問 正解は2。1級問題がでました。しかも1級でも難易度高めの選択肢だと思います。類似業種の株価は今月、前月、前々月。それと一年平均と二年平均の5種類の中から一番有利な株価を選びます。こうやって書いてあれば1級取得者はピンときますが、またも文章が良くないですね。伝わりにくい書き方。2級受検者にはもはや意味不明と思います。難問です!!⊂⌒~⊃。Д。)⊃

12.非上場株式の評価
20.取引相場のない株式の評価方法FP1級Wiki

問題57

普通問 正解は1。相続または遺贈により取得しないといけないので相続時精算課税を受けた贈与ではNGですね(ノД`)・゜・。得しないといけないので相続時精算課税を受けた贈与ではNGですね(ノД`)・゜・。

11.小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例

問題58

普通問 正解は4。相続放棄した場合でも非課税計算の頭数には入るのですが、放棄した人自身がその枠を使う事はできません。

07.相続税の基礎知識

問題59

普通問 正解は2。自己株式取得には決議が必要です。テキスト記載の通りですが、会社法は毎回出題が1問あるかどうかで、かつ、テキスト外からの出題も多い分野です。すべて対策しきっていて、時間余ってます!!っていう人以外はそこまで力を入れなくてもいいかもしれません。試験対策的にはね(^^)/

14.会社法・金庫株

問題60

難問 正解は3。不動産相続登記の問題が出てしまいましたね。最終問題に出してきたので出題者側も探り探りって感じでしょうか。持ち主不明の土地を無くすために法制化されました。3年以内に登記する必要があります。やらないと罰金もあるので注意が必要ですね。来年度版テキストからは少し盛り込まないとですかねぇ(*´Д`)
ひとまず今回は東京法務局の案内ページのリンクを貼っておきます(∩´∀`)∩

東京法務局HP

まとめ

結果発表~!!

易問 30(前回29)問!
普通問16(前回16)問!
難問 14(前回15)問!

前回とほぼ同様!さすがFP2級試験は1級とは違って難易度調整が良く取れていますね。
ただ少し難問が易問に流れていますからやさしめの試験だったかもしれませんね。
特に前回試験は普通問と難問で悩む試験が多く、高度な出題が目立ちましたので、今回はその辺から考えてもやりやすかった回だと思います。

毎回言っていることですが、出題の半分が易問。易問だけでほぼ合格ラインにいけるようになっています。みなさん、基本が大事ってことですよ!(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

日常に追われながらもなんとか時間を作って勉強に注いでください!どれだけ基礎を積み上げたかが大事!FPWikiを持って電車でもトイレでも休憩室でもどこでもやりましょう!!

毎度毎度簡単解説ですが、この分析が少しでもお役に立てれば幸いです!!ではまた!!

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