2023年1月実施FP2級学科試験分析

学科試験分析

FP2級学科試験の振り返りが完了しました!
どんだけ時間かかってんのよっていうのはご勘弁ください。
遅くなってでも振り返りに取り組むことで、サイトやkindle本の内容が充実してくるのです!!
(ノД`)・゜・。アタイガンバル

毎回の事ですが、必ず試験問題を片手にご覧になってください。
易問-普通問-難問の3段階で評価します。2級の場合は私の独断と偏見、そして例年との比較です。

すべてひとことコメントなんでたいして役には立ちませんが、
それぞれにリンクを貼ってあるので復習するのにいいと思います。
よろしくお願いします(*´▽`*)

問題1

易問 正解は3。これは簡単ですね。年金試算はFPでもできます。ちなみにFP1級応用編の第一問には必ず年金試算の計算問題が出題されますよ(^^)/

01.倫理と関連法規

問題2

易問 正解は4。貯蓄残高の計算方法は?と聞かれると難しい気もしますが、この問題は他の選択肢が簡単なので消去法で当てられます。

02.ライフプランニングの手法

問題3

易問 正解は1。協会けんぽは労使折半です。他の選択肢も難しくありません。

03.公的医療保険

問題4

易問 正解は2。ごく一部をのぞき、労働者は強制加入となります。

05.労災保険・雇用保険

問題5

普通問 正解は4。75%を切ると支給対象になってきますね。他の選択肢が難しいので普通問。

05.労災保険・雇用保険

問題6

易問 正解は3。厚生年金の保険料は産前産後休業を取得して申請すると、被保険者も事業主も免除されます。

06.公的年金の概要

問題7

普通問 正解は3。併給の問題。選択肢3は逆になっていて、障害補償年金が調整されます。ちなみに選択肢4は1級問題でした。2級サイトに加筆修正いたしました。

10.遺族給付 03.公的医療保険

問題8

普通問 正解は2番。事業主の掛金にかかわらず・・・のところが間違いで、事業主の掛金を越えてはいけませんという制限があります。

11.公的年金以外の年金

問題9

普通問 正解は4。返済期間は最長18年ですね。中途半端ですね。「新成人」って覚えましょうかね(。-`ω-)

13.教育資金プランニング

問題10

難問 正解は2。脈絡もなく急に損益分岐点の問題。表が出てきて面食らった人も多いと思います。難問とさせていただきましたが、問題自体はそう難しくはありません。ただ、1級を学習してる人じゃないと言葉がわかりませんからね・・・(。-`ω-)家の家計だと思って考えていきましょう。
まず損益分岐点とは収益がちょうどプラスマイナスゼロになる地点のこと。すると一番太くて角度がついてるのが売上だというのもうなずけます。横一本線は動きが無いわけですから固定費と予想できます(ウ)。すると、損益分岐点が下がっていって固定費に近づいて行ったほうが赤字になりにくいよなぁ~ってのもわかりますよね。低い方がいいわけです(エ)。もうここで選択肢は2だと特定できます。
ですが一応続き。損益分岐点が固定費のラインよりも一本上のライン上にあります。ですから(イ)も費用の仲間だとわかります。変動費ですよね。ちなみに変動比とは売上を上げるために比例して増える費用、商品原価、材料費などが当たります。その(イ)のラインを越えた範囲が利益となるわけですねー。商売は厳しいですね(´っ・ω・)っ

FP2級コンテンツには掲載が無いので1級のリンクを貼っておきます。でも冒頭のあたりを読んでいただく程度で良いと思います。

11.損益分岐点分析(1級サイトへリンク)

問題11

難問 正解は1。いままで2級に登場しなかった少額短期保険が出てしまいました(ノД`)・゜・。スミマセン
少額短期は名のごとく保険金上限があり、低発生率保険(損害賠償責任保険など)は別枠として、合計1,000万円が限度となっています。保険期間も短いものになっていますね。
保険契約者保護機構は対象外。ちなみに生命保険料控除の対象にもなりません。

03.生命保険商品・第三分野の保険
01.保険制度と契約者保護制度
05.生命保険料控除

問題12

易問 正解は3。予定死亡率が高くなれば当然保険料も高くなります。イージー。

02.生命保険の基礎知識

問題13

易問 正解は4。この問題も簡単。そのままです。イージー。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題14

普通問 正解は3。これもこのままその通りです。他の選択肢のほうが難しかったかも。
①はたしかに非課税なんですが、実際に亡くなった時の残額は当然相続税がかかってきます。④はトンチン。トンチン(´っ・ω・)っいわゆる長生きの保険の仕組みに使われる方式。早く死んじゃうと少なくなって、長生きする人の保障にまわすというものです。ですから受取開始前に死んじゃったら給付金は既払保険料を割る事になります。

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題15

普通問 正解は2。契約者が形成した財産を契約者が受け取っているので相続はしてませんね。一括なら一時所得、分割なら雑所得になります。

06.個人の生命保険の税務

問題16

易問 正解は1。テキストにはありませんが、中途付帯は問題なくできます。他の選択肢は火災保険・地震保険の基本的な設例です。

07.法人の生命保険の税務

問題17

普通問 正解は4。良く出る問題で、身内は対象になりませんってことです。でもこれなんかシチュエーションがわからんですね。配偶者はハンドル握ってるのか、助手席座ってんのか、それとも轢かれたのか。いずれにしても対象外ですが。ちなみに選択肢3の人身傷害(補償)保険。これは自分自身への保険となります。ネーミングが覚えにくいので、「人身傷害は自身傷害(じんしんしょうがいはじしんしょうがい)」と覚えましょう。

10.自動車保険

問題18

易問 正解は2。これも超定番問題。先進医療特約は毎月更新されますので、保険契約も契約時の定めではありません。そうじゃないと先進的じゃないもんね。選択肢4はリビングニーズみたいなもんで、特定疾病を受け取る事で契約自体消滅します。死亡保険金の代わりになるんですねぇ(。-`ω-)

03.生命保険商品・第三分野の保険

問題19

易問 正解は1。圧縮記帳は損害を受けた建物・機械を建て直す(再取得する)際に保険差益を減少させる経理処理ができる。なので、損害を受ける前から建て始めてたらつじつまが合わないし、火事のお見舞金などは建て直しに関係ないから経費にならないよねっ(´っ・ω・)っ

13.個人事業主・法人の損害保険の税務

問題20

易問 正解は2。少しマイナーなところからの問題でした。機械保険は機械の故障の保険なんですが、火災は対象外です。火災保険ですよね、そりゃね。

11.傷害保険・賠償責任保険

問題21

普通問 正解は3。テキスト記載のとおりなんですが、マイナーな問題ですね。そして1級からはこの辺りは出なくなります。金融系の人には楽勝な問題。

03.貯蓄商品(預金・貯金)・金投資

問題22

難問 正解は4。1級の問題が出ました。上場投資信託は投資信託という商品を株式のように扱うものなので、特別分配金のような概念はありません。

09.投資信託

問題23

易問 正解は1。これはストーリーを追っていけば正解できる問題です。設例では「市場金利が上昇」となっています。市場金利が上昇すると債券価格は下落するんでしたよね?選択肢の1か2という事になります。この時点で50%の確率で正解できます。次に5年後に売却となっています。最終利回りは0.70%だとかこの辺もひっかけです。この人は要は債券価格が下落した今売却してるわけです。所有期間利回りが求めたい(ウ)ですから、所有期間利回りの式で計算しましょう。当てはめる利率は0.50%で計算します。式はリンク先からご確認ください。計算すると0.31%になります。ただ、実際は式に当てはめる必要もなく、金利0.5%の債券価格が100円が99.03円になっているわけですから0.5%より大きい答えになるハズがありません。そこで判断できます。

05.債券の利回り

問題24

難問 正解は2。テキストには詳しく出ていないのですが、なんとなく答えに辿り着けそうな問題。1はテキスト通りの名前通りで旧東証一部全銘柄で算出します。3と4は説明が逆になっています。

07.株式投資の基礎知識

問題25

難問 正解は4。これは時間のかかる問題でしたね。でも良問ですね。せっかくなのですべて解説します。
まず1番。これはPERの式から求めます。
PER(株価収益率)(倍)=株価÷1株当たり純利益
これがPERの式ですので、1株当たり純利益をXとして当てはめると
20=12,000÷X ですね。算数です。600円になるので不適切です。
次に2番。ROEの式は、
ROE(自己資本利益率)(%)=(当期純利益÷自己資本)×100
になりますが、先ほど1株の純利益は600円なのが分かっています。
ROE=((600円×12億株)÷60,000億円)×100=12% 不適切です。
今度は3番。PBRです。
PBR(株価純資産)(倍)=株価÷1株当たり純資産
PBR=12,000円÷(60,000億円÷12億株)=2.4倍 不適切です。
最後は4番。配当利回りです。
配当利回り(%)=1株当たり配当金÷株価×100
配当利回り=(720億円÷12億円)÷12,000円×100=0.50% 正解です!!

全部計算していたらかなり時間を持っていかれる問題でした。でもいい問題ですね(^^)/

07.株式投資の基礎知識

問題26

易問 正解は2。これは当てなきゃいけない問題。でも円安と円高って言葉にすごく混乱するんですよねぇ。これは価値を示しているものなので、ドルに対して円安なら円劣勢。円高なら円優勢。
つまり円安なら劣勢なんだから円を持ってる人は損をします。ドルを持っている人はたくさんの円に換金できるわけです。利息ではなく為替の変動で利損が出る事を為替変動リスクというわけです。
テキストにはありませんが、常識的に解けなくてはいけない問題です。

10.外貨建て商品

問題27

普通問 正解は1。2級にしてはなかなか難しい問題。ポートフォリオの中でシャープレシオが一番メジャーで出題率が高いです。リンクページに式がありますので解説不要です。

12.ポートフォリオ運用

問題28

普通問 正解は3。NISAは株式数比例配分方式となります。他の選択肢のほうが難しかったかもしれませんね。1の上場株式。総合課税は配当控除、分離課税は損益通算。ざっくりこの程度で覚えておきましょう。

13.金融商品と税金(NISAなど)
03.利子所得・配当所得
07.損益通算・繰越控除

問題29

易問 正解は1。これは言葉のマジックです。ただ単に定期預金は保護対象ですか?と聞いてきているようなものなので当然適切です。確定拠出年金は自己責任で運用先を選ぶんでしたよね?運用先に無リスク資産を選択しただけなのです。

11.公的年金以外の年金
14.セーフティネット

問題30

難問 正解は4。これは1級問題が出てしまいました。犯収法では取引記録を7年保存することが義務付けられています。金融機関の人は良くご存じですね(^^)/2級テキストにも追加いたしました。

15.金融商品取引の関連法規

問題31

普通問 正解は2。青色申告は帳票保存義務があります。他の選択肢が難しかったですね。1の居住者は国内外すべての財産です。3は未収入もその年に入ります。4は申告納税方式です。自分で計算するのが申告納税方式。国や自治体が計算してくれるのは賦課課税方式となります。確定申告は自分で申告書を作って送りますので申告納税方式となります。

01.税の分類
11.所得税の申告・納付

問題32

易問 正解は4。マイナス50万円を忘れてますよ~って問題ですね。

06.譲渡所得・一時所得・山林所得

問題33

普通問 正解は2。自家用車の譲渡は対象外ですね。ここは暗記で全然かまいませんが、少し突っ込んだ話をすると、非課税所得については損益通算対象外なのですが、非課税所得は譲渡所得の中で言うと「生活に必要とされる動産」が主なものです。自家用車はこれに当たるわけですね。ちなみにNISAも非課税制度のものなので含まれます。
富士山上(不・事・山・譲)。富士山はほとんど損益通算OKですが、譲渡所得は条件が厳しいので気をつけましょう。

07.損益通算・繰越控除

問題34

易問 正解は1。医療費控除は払った年が控除になります。確定申告が必要です。

08.所得控除①(物的控除)

問題35

易問 正解は1。住宅ローンは繰上げ返済で10年未満にしてはいけません。短期間で払いきれる資力がない人を助けるための制度ですからね。そもそも。

10.税額控除

問題36

普通問 正解は4。却下の処分がなければOKとみなします。この問題は消去法で辿り着く感じですかね。1は400万が正当。2は4カ月ですね。3は2ヵ月です。

11.所得税の申告・納付

問題37

普通問 正解は3。事前届出は不要ですね。他は適切。2級にしては難しいところからの出題でした。学習時間が足りなかった人には厳しい問題。定期同額給与はもう定期的に金額決めてるから事前届は不要で、事前確定届出給与は名のごとしで、所定の時期にこの額払いますっていう事前届が必要です。

13.法人税

問題38

難問 正解は4。2年間が正当で、なにやら1級問題のような出題の細かさです(*´Д`)テキスト対応していますが難問と致しました。

14.消費税

問題39

易問 正解は3。会社役員間の税の問題は、税をごまかされずにでもとりすぎず、正しく収税できるかで考えると迷わないです。税金取りたい方の気持ちになって考えるんです。すると3については極端に低い金額での譲渡ではなく不自然さがないため、そのままの金額で課税してあげてもいっか♪ってなりますね(^^)/

15.会社役員間の税務

問題40

難問 正解4。難問です。1級問題がまた出ました。こんなのもう勘でいくしかないです。詳しくは1級サイトのリンクを貼っておきます。ちなみに4は自己資本の比率なので分母は総資本が正当です。

22.決算書の分析←1級サイト

問題41

易問 正解は3。ほかの選択肢は少し難しかったですが、路線価は80%というのは易しいです。覚えておきましょう。

02.不動産の価格

問題42

難問 正解は4。登記は対抗力が認められています。1は権利部の乙区。2は誰でもOKです。3の区分建物とはマンションの事。マンション以外は壁芯面積ですね。

01.不動産登記

問題43

難問 正解は4。難問ですね。売主が不適合を知っていながら売買した場合は責任が免除されることはありません。他はすべて正当ですね。

05.売買契約上の留意点

問題44

難問 正解は2。債務不履行の場合の・・というのは初出でした。他の選択肢で1と3は期間についてなので押さえておかないといけないところ。4は社宅は事業か?という問いですが、そもそも居住用はダメよとなっているので社宅はアウトとなりますね。さて、正答の2ですが、まず債務不履行とは何か。これは契約違反と言う意味です。
つまり借りた土地に住んでる人が約束破って契約解除になり、契約切れてるから地主に買取請求を行使できないって話です。簡単な言葉で書くと「そりゃそうだ」となるのですが、債務不履行だの借地権者だのと小難しく書かれると難しくなってしまいますね。たとえばですけど約束と違う家を勝手に建てて「買い取ってくれよ!!」っておかしいじゃないですか?そういう話ですね。

債務と債権。債権とは相手に請求できる権利。債務は請求等に応じる義務。例えば銀行で例えますと、利用者がお金をおろしてくださいと言って引き出します。この関係は利用者が債権者、銀行は債務者となります。利用者にはお金を引き出す権利があり、銀行にはその請求に応じる義務があります。日常の何気ない事でもこういうめんどくさい仕組みで成り立ってます_( _´ω`)_ペショ
債務不履行とはその義務を履行(実行)しなかった、という事ですね。そりゃヤバイですよね。銀行が引出を拒否するなんて。
ついでに不良債権という言葉も良く聞きますよね。これはつまり実行しにくい債権ということですよね。今度は銀行が貸してる側で考えてみます。たとえば銀行が町工場にお金を貸していると。この場合の関係は今度は銀行が債権者。町工場を債務者と考えることが出来ます。そして町工場の経営が苦しくなり返済金や利息の支払いが滞る、と。こうなると債権が回収しにくい状況です。良くない債権になった。不良債権だ、と。そういうことですね。

今現在この手の仕事を本業でしてはおりますが、素人解釈なのでざっくりこのような感じで頭に入れておいていただければと思います(^^)/
相変わらず難しい言葉キライなので:;(∩´﹏`∩);:

03.借地借家法

問題45

普通問 正解は3。これは契約後ではなく契約前に交付ですね。他の選択肢は借家契約での基本的な問題。覚えましょう。

06.都市計画法

問題46

普通問 正解は3。これはほんとは易問で、どれも基本的な問題ばかりなんですが「第一種住居地域内」を「第一種低層住居専用地域内」って読み間違っちゃった人がいるかなぁと。選択肢3はきれーにテキストまんまのフレーズをぶち込んできてますもんね、名称だけ変えて。しっかり理解できていない人は、この手の偽選択肢が出るとマヌーサ(幻惑)に掛かります。簡単だけど難しい問題でした。

私も最初、「あれ?これ全部正当じゃん?」って一瞬なりました(笑)

07.建築基準法

問題47

難問 正解は1。あまり問われないところがでました。選択肢2~4はいつも出てくる定番なのでしっかり押さえておきましょう。1の敷地利用権についてですが、区分所有建物はマンションの土地を共有持分として所有することになります。一体性の原則によりお部屋(専有部分)と、この敷地利用権(共有持分)は一体で売ったり買ったりしなければいけません。たしかにマンションの敷地だけ売買してもねぇって思いますもんね。

04.区分所有法 宅地建物取引業法

問題48

難問 正解は2。新築戸建は一定の要件を満たせば固定資産税評価額を1200万円控除できます。認定長期優良住宅なら1300万になります。結構細かいところをついてきました。1級クラスの問題かと思います。ちなみに表題部の登記について。表題部は「この土地こんなんです、この建物はこんなん」というような情報を示すだけの部分で、所有権とか抵当権とか権利を登記してるわけではないので非課税なんですね。だから贈与は権利が動くんだから取られますね。納得です。

09.不動産の取得・保有と税金

問題49

易問 正解は2。所有期間不問。3,000万特別控除は1級試験では避けては通れないのでこの先まで考えている人は特に注意して学習しましょう。

11.居住用財産の譲渡の特例

問題50

易問 正解は4。等価交換は土地と建物を「等価で交換」していますから資金の調達はいらないですね。等価交換を簡単に説明すると、土地を持っている人が建物建てたいんだけどお金は出したくなくて、土地を一部を業者に売ってそのお金で建物を業者と共同所有するような感じです。マンション経営とかね、そういうの。1級実技試験で良く問われます。

13.土地の有効活用

問題51

普通問 正解は3。負担付贈与っていうのはこれ上げるけどその代わりこれはやってねみたいな条件付き贈与。負担義務をちゃんと履行してくんないと解除ってことですね。死因贈与は遺贈と似てますが、遺贈は遺言書による片思いだけど、死因贈与はお互いで契約する両想いの関係です(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾ジタバタ

01.贈与と贈与税

問題52

易問 正解は4。これは贈与の基本とも言える問題。お父さん死んでますけど、お金の移動は母から子への贈与なので相続ではなく贈与です。

01.贈与と贈与税
06.個人の生命保険の税務

問題53

易問 正解は2。相続時精算課税制度は2,500万円です。これも基本問題。おさえておきましょう。

03.相続時精算課税制度

問題54

普通問 正解は1。実子と養子に相続分の違いはありません。

04.相続と法律

問題55

難問 正解は4。遺言のポイントに掲載していますが、ポイントが多すぎて覚えるの大変ですよね。でも遺言書はいつか自分自身が考えるものかもしれません。知っていて損はないと思います。

05.遺産分割
06.遺言・遺留分等

問題56

難問 正解は1。相続人不存在の問題。これはいままでになかったですね。でも独居老人が増えてきている昨今、この手の出題が増えるかもしれません。今後のサイト運営について検討していきます。ちなみに相続人不存在は原則、家庭裁判所が選任した相続財産管理人に引き継がれ、清算後に残額は国庫に入ります。

04.相続と法律

問題57

普通問 正解は3。配偶者の相続税額軽減と言われると「1憶6千万!!」と叫びたくなるのですが、実際は1億6千万と配偶者の相続分総額のいずれか多い方です。このケースでは相続人が配偶者しかいないそうなので、つまり相続財産がいくらであろうが税額は生じないわけです。出題を簡単にしようとして逆にわかりにくくなったような問題です( ˘•ω•˘ )

08.相続税の計算

問題58

普通問 正解は3。土地を貸しているのではなくて、土地の上に建てた建物を賃貸しているので「貸・宅地」ではなくて「貸家を建付けした地」となりますね。貸家建付地です。この辺まぎらわしくておぼえにくいんですよ。私のように名称を分解しておぼえるのがおすすめです。

10.財産評価(金融資産・宅地・建物)

問題59

普通問 正解は2。配偶者には特に要件がないので適用です。

11.小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例

問題60

難問 正解は4。当コンテンツ対応の問題ではありますが、2級にしては細かいところの問題ですよね。収納する価値が特例適用後の価格になっちゃいます。厳しいですね:;(∩´﹏`∩);:
そもそも物納は、現金納付も延納も無理な時の最終手段に近い手順ですから、あまりやらないほうがいいんですね。

09.相続税の申告・納付

まとめ

集計!!

易問 23(前回23)問!
普通問21(前回15)問!
難問 16(前回22)問!

今回も、易問をしっかり押さえておけば
あとはサイコロ(確率)でも合格ラインに到達できた回と言えますね。
どれだけ基本を押さえるかがFP2級試験の重要な部分。それは今回も変わりません。
前回は学科試験の合格率が低く難問判定が多い回でしたが、その点は今回元に戻してきたようです。
(前々回の難問は15問でした)
独断と偏見で決める難易度ですから個人差はあると思いますのでその辺はご容赦を(`・ω・´)

今回SNS上では不動産が難しかったという声がちらほらあったのですが、
確かに結果としても不動産の難問が多かったです。
その点、相続事業承継には易問を織り交ぜて難易度調整されていた印象を受けますね(^^)/

そしてこれは毎回の傾向ですが、易問は前半部分に集中しやすいです。
配点は同じなワケですから、ライフプラン、リスク管理、金融資産運用は集中的に勉強しましょう!!

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